沖合・近海・遠洋で行われる捕鯨に対して、沿岸海域でクジラを捕獲する漁業。
[補説]日本の
商業捕鯨では、母船式捕鯨(クジラの
処理・加工設備のある
母船による遠洋捕鯨)、
マッコウクジラ・
ニタリクジラなどを
対象とする大型沿岸捕鯨、
ミンククジラを主な
対象とする小型沿岸捕鯨などが行われていた。
昭和61年(1986)の
国際捕鯨委員会(IWC)による商業捕鯨モラトリアム
以降は、規制対象外の
ツチクジラ・
ゴンドウクジラなどを
捕獲。令和元年(2019)同委員会を
脱退し、大型鯨類の
捕獲を含む沿岸捕鯨を
再開した。→
小型捕鯨