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法界悋気の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自分に無関係な人のことに嫉妬しっとすること。また、他人の恋をねたむこと。おかやき。▽「法界」は自分とは何の関係もない他人の意。「悋気」は嫉妬心。「法界」は「ほっかい」とも読む。
句例
法界悋気の気味がある
用例
課長殿は「見所のある奴やつじゃ」と御意あそばしてごひいきにあそばすが、同僚の者はよく言わぬ。昇の考えでは皆法界悋気でよく言わぬのだという。<二葉亭四迷・浮雲>

法界悋気の解説 - 学研 四字熟語辞典

自分にまったく無関係な人に対して、嫉妬心やねたみ心をもつこと。特に、他人の恋をねたむこと。
注記
「法界」は、「ほっかい」とも読み、仏教のことばで全世界・全宇宙のこと。また、縁故のないこと。ここでは後者の意。「悋気」は、ねたむこと。
用例
昇の考では皆法界悋気で善く言わぬのだという。〈二葉亭四迷・浮雲〉

法界悋気の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

自分関係のないことに嫉妬 (しっと) すること。おかやき。

「—、瞋恚 (しんい) の怒り綱切れて、鎮め兼ねたる折節」〈浄・鑓の権三

[嫉妬]の四字熟語

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