どじょういんげん【泥鰌隠元】
インゲンマメの一品種。蔓性 (つるせい) で、若いさやを食用にする。
どじょううち【泥鰌打ち】
夏の夜、ドジョウを灯火で誘い出し、棒の先に釘をつけた道具で突きさして捕らえること。
どじょうかご【泥鰌籠】
編み残した端をドジョウのひげのように延ばしてある竹籠。ひげこ。ひげかご。
どじょうじる【泥鰌汁】
ドジョウを丸のまま入れた味噌汁。《季 夏》
どじょうすくい【泥鰌掬い】
1 ドジョウをざるなどですくって捕らえること。 2 安来節 (やすぎぶし) の歌に合わせて、ドジョウをすくう所作をする踊り。本来、この「どじょう」は「土壌」の意で、砂鉄を集める作業を模したものという。
どじょうせん【泥鰌筌】
ドジョウを捕らえるための筌 (うえ) 。細い竹を筒状に編み、入ったドジョウが出られないように両端に弁をつけ、水底に沈めておく。
どじょうつなぎ【泥鰌繋】
イネ科の多年草。湿地に生え、高さ40〜60センチ。葉は線形。5、6月ごろ、緑色の小穂を円錐状につける。ドジョウを捕ってこの茎に刺して運んだという。
どじょうなべ【泥鰌鍋】
1 鍋に丸のままのドジョウとささがきゴボウを入れ、みりん・醤油で味つけをしただしで煮たもの。《季 夏》「灯を入れて葭戸 (よしど) 透くなり—/波郷」 2 「柳川 (やながわ) 鍋」に同じ。
どじょうひげ【泥鰌髭】
ドジョウのひげのように、まばらな薄い口ひげ。