出典:gooニュース
熊本地震で活動した活断層を調査して分かったこと
全国に分布する活断層のほとんどは、人々の生活圏に隣接しているため、活動すると甚大な被害を及ぼす。活断層で発生しうる地震の規模や過去の活動履歴などを明らかにすることは、防災対策を考える上で重要である。我々は、全国の活断層を対象として、活断層評価を行ってきた。 2016年4月に発生した熊本地震は活断層が活動した事例である。
石川・志賀原発2号機下は「活断層でない」 原子力規制委が判断あらため
原子力発電所は、重要な施設の下を通る断層が「活断層」である場合、稼働できない。志賀原発2号機の再稼働をめぐり、敷地内を通る10本の断層が活断層かどうかの議論が続いていて、7年前(2016年)の原子力規制委員会では「活断層と解釈するのが合理的」とされていた。
北陸電・志賀原発「活断層なし」 規制委、従来と異なる判断
原子力規制委員会は3日、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の再稼働に向けた審査会合を開き、「敷地内に活断層はない」とする北陸電の評価は妥当だと判断した。規制委の有識者調査団は「活断層の可能性は否定できない」としていたが、北陸電の追加データ提出を受けて規制委が評価し直した。今後の審査次第では、再稼働できる可能性が出てきた。
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