はせいおん【派生音】
音楽で、幹音 (かんおん) を半音ずつ1回または2回高めたり低めたりした音。五線記譜法では変化記号によって示す。
はせいご【派生語】
本来独立した一つの単語であったものに、接辞などが付いたり語形が変化したりして、別の一語となったもの。接頭語が付いた「お宮」「ご親切」「真っ暗」、接尾語が付いた「ぼくたち」「みなさん」「寒がる」などの類。 [補説]「おび(帯)」「すもう」「遠く」などのように、用言の連用形から名詞に転成したり、「つゆ」などのように名詞から副詞に転成したりする場合も派生語に含めることがある。
はせいしゃかい【派生社会】
血縁や地縁などの自然的紐帯 (ちゅうたい) に基づく基礎社会から派生した、類似あるいは共通の利益に基づく人為的、目的的な社会や集団。
はせいしょうひんとりひき【派生商品取引】
⇒デリバティブ取引
はせいてき【派生的】
[形動]分かれ出たさま。本源的でないさま。「—な意味」
はせいしょうこ【派生証拠】
ある供述や証拠をきっかけに、捜査機関がさらに捜査をして新たに得た証拠。