騎射の一。綾藺笠 (あやいがさ) をかぶり、弓懸 (ゆがけ) 弓籠手 (ゆごて) 行縢 (むかばき) を着けた狩り装束の射手が馬を走らせながら鏑矢 (かぶらや) で木製方形の三つの的を射るもの。平安後期から鎌倉時代にかけて盛んに行われ、笠懸犬追物 (いぬおうもの) とともに騎射三物 (きしゃみつもの) の一。現在鎌倉鶴岡八幡宮などの神事として残る。

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