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まばらに生えた、または丈の低いチガヤ。文学作品では、荒涼とした風景を表すことが多い。《季 秋》
出典:デジタル大辞泉(小学館)
あさじう【浅茅生】
浅茅の生えている所。あさじはら。あさじ。「いとどしく虫の音 (ね) しげき—に露おきそふる雲の上人」〈源・桐壺〉
あさじうの【浅茅生の】
[枕]浅茅の生えている野の意から「小野 (をの) 」にかかる。「—小野の篠原 (しのはら) 忍ぶれど余りてなどか人の恋しき」〈後撰・恋一〉
あさじうのやど【浅茅生の宿】
浅茅が一面に生えて、荒れ果てた住まい。あさじがやど。「雲のうへも涙にくるる秋の月いかですむらむ—」〈源・桐壺〉
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