[動マ下一][文]た・む[マ下二]
  1. 少しずつ集めて量をふやす。集めたものを減らさずに取っておく。集めたくわえる。「雨水を—・める」「目に涙を—・めて哀願する」

  1. (「貯める」とも書く)たくわえを多くする。「小金 (こがね) を—・める」

  1. 力などを発揮するのをぎりぎりまで押さえて、たくわえておく。「腰を—・めて打つ」

  1. 物事の決まりをつけず、とどこおらせる。なすべき物事をかたづけないまま残してしまう。「仕事を—・める」「家賃を—・める」

  1. 釣りで、さおの弾力性を利用して魚の引きに耐え、魚を弱らせる。

  1. とどめる。とめる。

    1. 「追っかけて討手をだに下したらば、敵、足を—・むまじかりしを」〈太平記・八〉

出典:青空文庫

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