めちゃくちゃ【滅茶苦茶】
[名・形動]《「くちゃ」は語調を整えるために添えた語。「苦茶」は当て字。「目茶苦茶」とも書く》 1 まったく筋道が通らないこと。度外れなこと。また、そのさま。めちゃめちゃ。「—なストーリー」「—な値段」 2 どうにもならないほどにこわれたり、混乱したりすること。また、そのさま。めちゃめちゃ。「せっかくの集まりを—にする」「書類の順序が—だ」 [補説]近年、「—楽しい」「—怒られる」のように、副詞的に用いて、程度のはなはだしいさまの意を表す例が増えている。
めちゃめちゃ【滅茶滅茶】
[名・形動] 1 「滅茶苦茶1」に同じ。「言うことなすこと—だ」 2 「滅茶苦茶2」に同じ。「ガラスが—に割れる」
出典:青空文庫
・・・句読の切り方などは目茶だった。尤も晩年のことは知らない。そのくせ・・・ 内田魯庵「温情の裕かな夏目さん」
・・・事に由るとロスの奴、滅茶々々かも解らん。今日の電報が楽みだ。」と・・・ 内田魯庵「二葉亭余談」
・・・年はテニヲハの使用が滅茶で恐れ入りやす。』などは、げろが出そうだ・・・ 太宰治「或る忠告」