しんしゅつえき【滲出液】
内部から表面にしみ出てくる液。特に、細菌性の炎症を起こしたときに、血管外へしみ出てくる液。
しんしゅつせいえんしょう【滲出性炎症】
細菌感染などによって起こる炎症の一。血管の透過性が高まり、血液や組織液が病巣に出てくるもの。
しんしゅつせいたいしつ【滲出性体質】
乳幼児期にみられる過敏体質の一。皮膚や粘膜が過敏で、湿疹 (しっしん) や呼吸器・消化器などの炎症を起こしやすい。
しんしゅつせいちゅうじえん【滲出性中耳炎】
鼓膜の奥の中耳腔(鼓室)に滲出液が貯まる中耳炎。鼓膜の動きが悪くなり、聞こえが悪くなるが、痛みや腫 (は) れなどが起きることはまれである。急性中耳炎が完治していない場合や、アレルギーなどによって耳管が閉塞している場合に起こり、小児に多い。