にわ‐たずみ〔にはたづみ〕【^×潦／行^＝潦】

の解説

［名］雨が降って、地上にたまり流れる水。

1. 1. 「はなはだも降らぬ雨故—いたくな行きそ人の知るべく」〈万・一三七〇〉

［枕］地上にたまった水が流れるようすから、「流る」「すまぬ」「行方しらぬ」にかかる。

1. 1. 「—流るる涙留めかねつも」〈万・四一六〇〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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