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《「けぶり」の音変化》
1 物が燃えるときに立ちのぼるもの。有機物が不完全燃焼するときに出る気体で、固体の微粒子が浮遊している状態をいうが、液体の微粒子が含まれている場合もある。「—がたちこめる」
2 霞 (かすみ) ・水蒸気など、1のように空中にたちこめるもの。「湯の—がただよう町」
3 かまどから立ちのぼるもの。炊煙。また、暮らし。生計。
「細いながら—絶えせず安らかに日は送れど」〈露伴・風流仏〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
煙になる
焼けて跡形もなくなる。すっかりなくなる。「火事で—・る」→煙 (けぶり) となる
煙を立てる
《炊煙を立てる意》生計を立てる。「兄弟の力を頼りに細々と—・てる有様」〈藤村・家〉
けむりがえし【煙返し】
1 土蔵の戸口の内側下部にある石。けむがえし。 2 煙がよどむような形に作った香炉。
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