熟す（こなす）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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こ‐な・す【^▽熟す】
の解説

［動サ五（四）］《粉 (こ) に成す、の意》

１食べた物を消化する。「胃腸で食物を—・す」

２かたまっているものを細かく砕く。「畑の土を—・す」

３技術などを習って、それを思うままに使う。また、身につけた技術でうまく扱う。自在に扱う。「数か国語を—・す」「新型の機器を—・す」

４与えられた仕事などをうまく処理する。「ノルマを—・す」

５売りさばく。「在庫品を—・す」

６見下げる。けなす。
1. 「這入れませんと恐れ入ったら、それ見ろと直ぐ—・されるに極っている」〈漱石・坑夫〉

７動詞の連用形に付いて、自分の思いのままにする意を表す。うまく…する。完全に…する。「使い—・す」「乗り—・す」「読み—・す」

[可能]こなせる

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

熟すの例文(2)

出典：青空文庫

･･･夏は、麦が熟す時分から、例の雨期へはいるので、小さな衣裳や仮面に･･･芥川竜之介「仙人」
･･･化であります。機縁が熟すと云う意味は、この極致文芸のうちにあらわ･･･夏目漱石「文芸の哲学的基礎」

熟すの前後の言葉

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