出典:gooニュース
福島第一原発から取り出された燃料デブリの詳しい分析結果は(福島)
日本原子力研究開発機構・JAEAによると福島第一原発から取り出された燃料デブリの表面5カ所を分析した結果核燃料に含まれるウランが広い範囲で検出されたほか、鉄や燃料棒を覆うために使われるジルコニウムなどが検出されたということです。 またデブリの硬さや性質などが場所によって異なるためデブリを取り出す工法を複数検討する可能性があるとしました。
燃料デブリの採取「サンプリング繰り返すこと必要」 原子力規制委員会の山中委員長 福島第一原発を視察
原子力規制委員会の山中委員長は福島第一原発を視察し、燃料デブリの採取について「サンプリングを繰り返す必要がある」とした。 原子力規制委員会の山中伸介委員長は、1月16日福島第一原発を視察。 第一原発では2024年11月、2号機で事故後初めて燃料デブリの試験的取り出しに成功し、約0.7グラムのデブリが研究機関で分析されている。
砕いた燃料デブリを分析機関に輸送・JAEA発表<福島第一原発>
NDCでは燃料デブリの化学分析(主要元素組成、微量元素組成、ウラン同位体比の評価)を行う予定になっているという。 今後、燃料デブリの分析を行うのはJAEAの大洗原子力工学研究所のほか、同じくJAEAの原子力科学研究所、また、日本核燃料開発株式会社(NFD)、MHI原子力研究開発株式会社(NDC)、さらに兵庫県にある大型放射光施設SPring-8。
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