つばめうお【燕魚】
スダレダイ科の海水魚。全長約50センチ。体はほぼ円形で側扁し、背びれ・しりびれが著しく大きい。体に暗褐色の横帯が3本ある。本州中部以南に分布。
つばめおもと【燕万年青】
ユリ科の多年草。高山の木陰に生える。葉は長楕円形で、根際に数枚がつく。6月ごろ、花茎に白い小花を数個つけ、藍色の丸い実を結ぶ。
つばめがえし【燕返し】
1 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。「その瞬間—に、…冷刻な驕満な光をその眸から射出したので」〈有島・或る女〉 2 ある方向に振った刀のきっ先を、急に反転させて相手を斬る刀法。 3 柔道の足技の一。相手の足払いを瞬間的に足払いで返す早技。
つばめぐち【燕口】
1 漆器の椀 (わん) ・折敷 (おしき) などで、ツバメの口のように、外側が黒く内側が赤く塗ってあるもの。 2 ツバメの口に似た鏃 (やじり) 。
つばめこのしろ【燕鰶】
スズキ目ツバメコノシロ科の海水魚。全長約50センチ。体は側扁し、銀白色。胸びれ下方の軟条 (なんじょう) が分かれていて、海底に接触させてえさを探す。
つばめさりづき【燕去(り)月】
陰暦8月の異称。《季 秋》
つばめし【燕市】
⇒燕
つばめしじみ【燕小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅 (はね) は瑠璃 (るり) 色で黒く縁どられ、後ろ翅には尾状突起がある。
つばめのす【燕の巣】
⇒燕窩 (えんか)