一方が切り立ち、他方がなだらかになっている丘。また、一つだけの孤立した丘。

京都市北区、上賀茂神社の東にある山。片岡の杜 (もり) 。[歌枕]
    1. 「ほととぎす声待つほどは―のもりの雫 (しづく) に立ちや濡れまし」〈新古今・夏〉

奈良県北葛城郡王寺町から香芝市にかけての丘陵。片岡山。[歌枕]
    1. 「―のこの向 (むか) つ峰 (を) に椎まかば今年の夏の陰にならむか」〈・一〇九九〉

出典:青空文庫