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《「万葉集」九一九の山部赤人の歌「和歌の浦に潮満ち来れば潟 (かた) を無み葦辺 (あしべ) をさして鶴 (たづ) 鳴き渡る」の「潟を無み」をもじった語》打ち寄せる波のうちの高い波。おなみ。

「寄せては帰る—」〈謡・松風

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