もの‐おぼ・ゆ【物覚ゆ】

の解説

［動ヤ下二］

1. １ 意識がしっかりしている。正気である。

   1. 「—・えずなりて、またいみじう泣かるれば」〈かげろふ・上〉

1. ２ 物心がつく。

   1. 「—・えてのち、さることをこそまだ見侍らね」〈大鏡・道長上〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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