[名・形動]

  1. よくない事が起きたり起こしたりしそうな危険な感じがすること。また、そのさま。「―な世の中」「―な連中」

  1. ざわざわとして落ち着かないこと。また、そのさま。

    1. 「京中―の由承る間」〈古活字本保元・上〉

  1. 落ち着きがなく、そそっかしいこと。また、そのさま。

    1. 「―なる僧にて」〈沙石集・八〉

[補説]「ぶっそう」が「ものさはがし」に「物騒」と当てて音読した和製漢語であるとする説もあるが、保元物語・沙石集とも「物忩」を当てているところからみて疑わしい。また、歴史的仮名遣いも「物忩」ならば「そう」である。

出典:青空文庫