[副]普通と違って際立っているさま。他からはっきりと区別されるさま。特別。とりわけ。格別。「この夏は—暑かった」「大ぜいの中から—彼を選んだ」「—用事はない」
[用法]特に・[用法]殊 (こと) に——「今年の夏は特に(殊に)暑かった」など、取り立てていう意では相通じて用いられる。◇「特に」は、「大事な本だけど、特にあなたにだけ貸してあげる」のように、他と区別して特別に扱う意であり、この場合「殊に」は用いない。◇「殊に」は「小さい子供活発なものだが、殊にこの子はよく動く」のように物事程度が他と比べて一段と高い、という意で用いられる。◇類似の語に「とりわけ」があるが、全般にそうだが中でも、という意で「特に」「殊に」と同じように使われる。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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