こはくいろ【琥珀色】
琥珀のような半透明の黄色、または、黄褐色。「—の液体」
こはくおり【琥珀織】
縦糸が密に並び、横糸がやや太く、布面に横うねのある平織りの絹織物。帯や袴地 (はかまじ) 、また和服・婦人服などに用いる。もと外来のもので、天和年間(1681〜1684)京都の西陣で織り出すようになった。
こはくぎょく【琥珀玉】
琥珀で作った飾り玉。琥珀色の玉。
こはくさん【琥珀酸】
カルボン酸の一種で、無色の結晶。最初、琥珀を乾留して得たのでこの名がある。植物界に広く存在し、動物生体内ではトリカルボン酸回路の一員として存在。合成もされ、清酒・味噌・醤油などの調味料にする。化学式HOOC(CH2)2COOH
こはくじま【琥珀縞】
琥珀織にした縞織物。
こはくとう【琥珀糖】
煮とろかした寒天に、砂糖と鬱金粉 (うこんこ) またはクチナシの実とを入れて煮詰め、レモンや橙皮油 (とうひゆ) をまぜて冷やし固めた菓子。