びわあわせ【琵琶合(わ)せ】
琵琶を左右に分けて合わせ、その伝来・音色・形状などの優劣を競う会。平安時代から宮中などで行われた。
びわうた【琵琶歌】
琵琶の伴奏でうたう歌。特に、薩摩 (さつま) 琵琶・筑前琵琶、およびその分派が演奏する新琵琶曲。
びわうち【琵琶打ち】
1 琵琶を弾く人。 2 琵琶を作る人。
びわがに【琵琶蟹】
アサヒガニ科の甲殻類。やや深い海の砂底にすむ。甲は細長い楕円形で、甲長約4.5センチ。表面は滑らかで淡紅色。本州太平洋岸から南に分布。
びわのこと【琵琶の琴】
《「こと」は弦楽器の総称》「琵琶」に同じ。
びわほうし【琵琶法師】
琵琶を弾くことを職業とした盲目僧体の芸人。平安中期におこった。鎌倉時代、主として経文を唱える盲僧琵琶と、もっぱら平家物語を語る平家琵琶とに分かれた。→平曲
びわます【琵琶鱒】
サケ科の淡水魚。全長約50センチ。背側は蒼黒色に小黒斑が散在し、腹側は銀白色。琵琶湖の原産であるが、芦ノ湖や中禅寺湖などにも移殖されている。食用。
びわがたどうけん【琵琶形銅剣】
⇒遼寧式銅剣