瑠璃の光も磨きがら
瑠璃が美しいのも磨くからである。素質があっても修練を積まなければ大成しないことのたとえ。
瑠璃も玻璃も照らせば光る
すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。瑠璃も玻璃も照らせば分かる。
るりいろ【瑠璃色】
1 紫色を帯びた濃い青色。 2 襲 (かさね) の色目の名。濃い浅葱 (あさぎ) 色。
るりがい【瑠璃貝】
アサガオガイ科の巻き貝。貝殻は紫色で球状、殻口が広く、殻高約2センチ。海面を浮遊しながらクラゲ類を食う。
るりかけす【瑠璃懸巣】
カラス科の鳥。全長38センチくらい。頭・翼・尾が瑠璃色のほかは栗色。奄美 (あまみ) 大島と徳之島にのみ分布し、天然記念物。
るりがわら【瑠璃瓦】
瑠璃色の釉 (うわぐすり) を施した瓦。
るりかんのん【瑠璃観音】
三十三観音の一。水上に浮かぶ蓮華 (れんげ) に乗り、手に香炉を持つ姿をとる。
るりこうにょらい【瑠璃光如来】
《「薬師瑠璃光如来」の略》「薬師如来」に同じ。
るりこん【瑠璃紺】
光沢のある紫がかった紺色の瑠璃。また、その色。紺瑠璃。
るりしじみ【瑠璃小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅 (はね) の開張3センチくらい。翅は青藍色で、前翅は雄では外縁がやや黒っぽく、雌では側縁に黒帯がある。裏面は灰白色に黒点が散在。幼虫はフジ・クズなどのつぼみを食う。