あま‐くち【甘口】

の解説

［名・形動］

1. １ 比較的甘みの強い、または塩分や辛みをおさえた味加減。また、そのもの。「—の酒」⇔辛口。

1. ２ 甘いものを好むこと。また、その人。甘党。⇔辛口。

1. ３ 人の気にいるような口ぶり。口先だけのうまい言葉。甘言 (かんげん) 。「—に乗せられる」

1. ４ 穏やかに言うこと。なまぬるい言い方。また、そのさま。「—な批評」

1. ５ 思慮が浅く、間が抜けていること。また、そのさま。

   1. 「つりこまれるといふやうな—な事があるものか」〈滑・八笑人・四〉

類語

• 甘み(あまみ)
• 甘味(かんみ)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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