生者（なまもの）とは？意味・読み方・使い方

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なま‐もの【生者】
の解説

未熟な者。なまいきな者。また、身分の卑しい者。

「今は昔、京にきはめて身貧しき—ありけり」〈今昔・三〇・五〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

生者の例文(3)

出典：青空文庫

･･･る上は之を無として、生者は生者の謀を為す可し。死に事うること生に･･･福沢諭吉「新女大学」
･･･合、死者に甦らされた生者として語るべき唯一のことは、真実あるのみ･･･宮本百合子「信義について」
･･･人間と無い人間とは、生者と死者ほどの違いがある。この蜜についても･･･宮本百合子「無題（四）」

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