田の面(たのも)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・そして、田の面には、氷が張っていました。「地球の上は、しんとしていて、寒そうに見えるな。」と、このとき、星の一つがいいました。 平常は、大空にちらばっている星たちは、めったに話をすることはありません。なんでも、こんなような、寒い冬の・・・
小川未明
「ある夜の星たちの話」
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・・・ 心身共に生気に充ちていたのであったから、毎日の朝を、まだ薄靄が村の田の面や畔の樹の梢を籠めているほどの夙さに起出て、そして九時か九時半かという頃までには、もう一家の生活を支えるための仕事は終えてしまって、それから後はおちついた寛やかな・・・
幸田露伴
「蘆声」
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