田螺（たにし）とは？意味・読み方・使い方

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た‐にし【田^×螺】
の解説

タニシ科の巻き貝の総称。水田や池沼の泥中で越冬し、春、水底に現れる。貝殻は丸みのある円錐形で、殻高3.5〜7センチ。殻表は滑らかで黒緑色。卵胎生。日本には、大形のオオタニシ、中形のマルタニシ・ナガタニシ、小形のヒメタニシがいる。食用。《季春》「光輪を負ひて貧しき—かな／茅舎」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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田螺の前後の言葉

田螺の例文(4)

出典：青空文庫

･･･先祖以来、田螺を突つくに練えた口も、さて、がっくりと参ったわ。お･･･泉鏡花「紅玉」
･･･「隠元豆、田螺さあね。」「分らない。」「あれ、ははは、いんきん、･･･泉鏡花「みさごの鮨」
･･･て行く様子はいかにも田螺かあるいは寄居虫に似ている。それからまた･･･寺田寅彦「小さな出来事」

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