出典:gooニュース
指定管理者選定に「疑義」、市議会が百条調査初会合 2月に最終報告
栃木県佐野市の公共施設の指定管理者の選定過程などに「疑義」があるとして、地方自治法100条に基づく調査(百条調査)の実施を決めていた市議会は19日、選定の経緯を調べる調査特別委員会を開いた。百条調査の権限が与えられてから初の会合で、来年の2月定例会に最終報告をすることなどを決めた。
1年半で破綻の指定管理者 選定の「疑義」解明へ 佐野市議会で百条委始まる
栃木県の佐野市議会は、公共施設の指定管理者を選定する過程で生じた疑義を解明するため、「指定管理者制度の在り方調査特別委員会」(菅原達(とおる)委員長)に地方自治法百条の調査権を付与し、初会合が19日、開かれた。初日は証人尋問の手続きや配慮点などを確認。今後、金子裕市長や選定過程を知る市職員らの証人尋問、参考人招致を行う方針だ。
佐野市の指定管理者選定に「疑義」、市議会が百条調査へ
特別委の委員長を務める菅原達市議は、決議案の提案理由で指定管理者の公募と選定過程に「疑義」があると説明した。金子市長が関連会社から顧問料を受領した事実に加え、顧問契約を解消した4カ月後の21年4月の市長選で、同社と思われる関係者が金子氏の事務所に足を運んだとの証言もあると指摘。その関係性が選定に影響したのか解明が必要と訴えた。
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