しら‐ばけ【白化け】

の解説

［名・形動］《近世語》

1. １ わざとありのままに言うこと。また、そのさま。

   1. 「只—に放下師までも品玉とる種の行所をさきへ見せ」〈浮・織留・一〉

1. ２ そらぞらしく化けること。そらとぼけること。また、そのさま。

   1. 「—の贋 (にせ) 若君」〈浄・甲賀三郎〉

1. ３ あけすけにいうこと。また、そのさま。

   1. 「かう—にぶちまけたら」〈伎・青砥稿〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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