しら【白】

の解説

［名］

1. １ 他の語の上に付いて複合語をつくる。

   1. ㋐白色である意を表す。「—雲」「—菊」

   2. ㋑色や味などを加えていない、生地のままである意を表す。「—木」「—焼き」

   3. ㋒純粋である意を表す。「—真剣」

   4. ㋓うまくごまかしたり、とぼけたりする意を表す。「—とぼけ」

1. ２ 知らないこと。無関係であること。「—を言う」

1. ３ 善良を装っている無頼の徒。

   1. 「折から向ふへ万八が、—ども引き連れ走り寄る」〈浄・河原達引〉

［名・形動ナリ］

1. １ 作り飾らないこと。また、そのさま。

   1. 「はたらきのねえ生まれつきで、三文の工面もむづかしうござりやすと、—でいふ方がいい」〈洒・二筋道〉

1. ２ まじめで正直なこと。また、その人やそのさま。

   1. 「—な事をいうて悦ばす仕掛けを工夫せらるべし」〈浮・禁短気・五〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。