百戦(ひゃくせん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・匹として蜃気楼堂を吐くが如し 百年の艸木腥丘を余す 数里の山河劫灰に付す 敗卒庭に聚まる真に幻矣 精兵竇を潜る亦奇なる哉 誰か知らん一滴黄金水 翻つて全州に向つて毒を流し来る 里見義実百戦孤城力支へず 飄零何れの処か生涯を寄・・・
内田魯庵
「八犬伝談余」
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・・・事の実際をいえば弱宋の大事すでに去り、百戦必敗は固より疑うべきにあらず、むしろ恥を忍んで一日も趙氏の祀を存したるこそ利益なるに似たれども、後世の国を治る者が経綸を重んじて士気を養わんとするには、講和論者の姑息を排して主戦論者の瘠我慢を取らざ・・・
福沢諭吉
「瘠我慢の説」
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