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盛者必衰の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。この世が無常であることをいう。▽仏教語。「盛者」は「しょうじゃ」「しょうしゃ」とも読む。『平家物語へいけものがたり』の冒頭の「…沙羅双樹さらそうじゅの花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」の句は有名
句例
盛者必衰のことわり
用例
天下の望み既に離れて、衰亡の兆漸ようやく現われんとすれども、今日の歓よろこびに明日の哀れを想う人もなし。盛者必衰の理とは謂いながら、権門の末路、なかなかに言葉にも尽くされぬ。<高山樗牛・滝口入道>

盛者必衰の解説 - 学研 四字熟語辞典

今、栄えて絶頂にいる者も、必ず、衰える時がくるものであるということ。人生無常をいうことば。
注記
仏教の人生観。「盛者」は、勢いの盛んな者で、「しょうしゃ」「しょうじゃ」と読まれることもある。「生者」と混同しないこと。「必衰」は、必ずや衰え、滅亡するということ。

盛者必衰の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

無常なこの世では、栄花を極めている者も必ず衰えるときがあるということ。しょうじゃひっすい。

「娑羅双樹 (しゃらさうじゅ) の花の色、—のことはりを表す」〈平家・一〉

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