ちょっかつじぎょう【直轄事業】
国が実施する、道路・河川・ダム・港湾の整備・維持管理などの公共事業。地方財政法により、地元の地方公共団体に費用の一部負担が義務付けられている。→直轄事業地方負担金制度
ちょっかつじぎょうちほうふたんきんせいど【直轄事業地方負担金制度】
国が行う直轄事業にかかる費用の一部を地方公共団体が負担する制度。地方財政法により地元自治体に費用の一部負担が義務づけられ、道路法・河川法などに国と地方の負担の割合が定められている。直轄事業負担金制度。地方負担金制度。 [補説]直轄事業のうち道路・河川事業については、事前に協議する制度がなく、国が一方的に計画・実施し、地方は費用負担のみ求められてきた。そのため、必ずしも地域の実情にそぐわない事業が行われたり、地方自治体の財政を圧迫していることが指摘されるようになった。財政難から多くの地方自治体が財政支出の見直しを迫られている中、大阪府が平成21年度(2009)分の支払いの一部拒否を表明したことを契機に、情報開示の徹底や制度の改善を求める動きが高まった。
ちょっかつじぎょうふたんきんせいど【直轄事業負担金制度】
「直轄事業地方負担金制度」の略。
ちょっかつけいさつけん【直轄警察犬】
都道府県警察が直接飼育し、管理・運用する警察犬。直轄犬。→嘱託警察犬
ちょっかつけん【直轄犬】
⇒直轄警察犬
ちょっかつこくどう【直轄国道】
国が管理する一般国道。主要な都市や港湾・空港などの拠点を結び、広域的な道路網を形成する。区間は政令で指定されている。→補助国道