そうまぎょふう【相馬御風】
[1883〜1950]評論家・詩人・歌人。新潟の生まれ。本名、昌治。「早稲田文学」の編集に参加、また三木露風・野口雨情らと早稲田詩社を興し、自然主義の立場から評論・口語自由詩を発表。晩年は良寛の研究に努めた。評論「黎明期の文学」「大愚良寛」、詩集「御風詩集」など。
そうまこっこう【相馬黒光】
[1876〜1955]随筆家。宮城の生まれ。旧姓は星。本名、良 (りょう) 。夫、相馬愛蔵とともに中村屋を創業。荻原守衛や中村彝 (つね) らの芸術家を援助した。著作に「黙移」など。
そうまし【相馬市】
⇒相馬
そうまだいさく【相馬大作】
[1789〜1822]江戸後期の南部藩士。本名、下斗米秀之進 (しもとまいひでのしん) 。もと南部家に臣従していた津軽家が、主家以上の権勢を得たことに義憤を感じて津軽侯殺害を計画したが発覚。江戸で捕らえられて刑死。
そうまちぢみ【相馬縮】
福島県相馬地方で産する木綿の縮。
そうまながれやま【相馬流れ山】
福島県相馬地方の民謡。野馬追 (のまおい) 行事にうたわれる歌。曲名は、藩主相馬氏の旧領地であった下総 (しもうさ) の流山にちなむ。
そうまのまおい【相馬野馬追】
⇒野馬追
そうまぼんおどりうた【相馬盆踊(り)歌】
福島県相馬地方の盆踊り歌。秋田の甚句が山形県の庄内地方を経て伝えられたものという。相馬盆歌。
そうまやき【相馬焼】
福島県相馬地方から産する陶器。慶安年間(1648〜1652)野々村仁清のもとで学んだ田代源吾右衛門(のち清治右衛門)の創始といわれる。走馬を描いたので、駒焼ともいう。相馬駒焼。相馬。