しんくうポンプ【真空ポンプ】
容器内の気体を吸い出してその真空度を高める機械。回転ポンプ・拡散ポンプなど。
しんくうど【真空度】
真空の程度。真空ポンプなどを用いてつくられた真空状態について、残留気体の圧力で表す。単位としてパスカル(Pa)を用いることが多い。現在人工的に10−10Pa程度の真空が得られている。→低真空 →中真空 →高真空 →超高真空
しんくうちょうり【真空調理】
食材と調味料をポリ袋に入れ、空気を抜いて密封し、セ氏60〜100度の低温で加熱する料理法。短時間でおいしく仕上がり保存性もよい。1970年代末にフランスで開発された。低温調理。
しんくうぶひん【真空部品】
各種真空装置を構成する部品の総称。真空に面して使用されるため、放出ガスが少ない材料で表面処理を施し、洗浄による付着物の除去などが必要となる。半導体製造装置などで利用される。
しんくうフラスコ【真空フラスコ】
⇒吸引瓶
しんくうのエネルギー【真空のエネルギー】
宇宙創世のごく初期に、宇宙の急膨張を引き起こしたとされるエネルギー。インフレーション宇宙論によれば、真空の相転移が生じ、そのエネルギーが潜熱として解放されて熱に転じ、超高温の宇宙が加速膨張したと考えられている。
しんくうデシケーター【真空デシケーター】
内部を減圧することで、速やかに試料を乾燥させるデシケーター。ガラス製のほか金属製のものなどがある。減圧デシケーター。