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辞書
イネ科の多年草。沼地に群生し、高さ約2メートル。葉は長くて幅広い。初秋、上方に雌花穂、下方に雄花穂を円錐状につける。茎・葉でござを編み、種子と若芽は食用。また黒穂菌 (くろぼきん) がついて竹の子状となった茎を菰角 (こもづの) などといい、食用にする。はなかつみ。かつみぐさ。ふししば。こも。こま。《季 夏 花=秋》
出典:デジタル大辞泉(小学館)
まこもかる【真菰刈る】
[枕]マコモの多い地である「大野川原 (おほのかはら) 」「淀 (よど) 」などにかかる。「—淀の沢水」〈古今・恋二〉
まこもずみ【真菰墨】
マコモの茎に黒穂菌が寄生して生じた菰角 (こもづの) が、熟して黒くなったもの。お歯黒などに用いた。→菰角
出典:青空文庫
・・・き上って、その間から真菰が長く延びて出た。蝌斗が畑の中を泳ぎ廻っ・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・まれて美しい、渚には真菰や葦が若々しき長き輪郭を池に作っている。・・・ 伊藤左千夫「春の潮」
・・・真菰の精霊棚、蓮花の形をした燈籠、蓮の葉やほおずきなどはもちろん・・・ 寺田寅彦「試験管」
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