出典:gooニュース
石綿露出の能登ホテル 1000人以上が周辺でボランティア活動
一方、石川県の調査で、現場の吹き付け材から23%の青石綿が検出された。法令上の石綿製品は、1975年に石綿の含有割合が5%超、06年からは0・1%超とされた。今回のホテルは1968年に建設された。77年に今の経営者側が買ったが、当時は告知義務がなく、石綿使用を知らなかったとみられる。永倉さんは「被災した経営者に石綿対策を任せるのは無理だ。県や国が支援に乗り出すべきだ」と話している。
石綿被害で国が逆転敗訴 「判例の理解不足」国の救済縮小を断罪 大阪高裁
工場での石綿被害を巡っては、平成26年の泉南アスベスト訴訟の最高裁判決で国の責任が確定。国は訴訟を通じた和解で救済を進める。国は当初、今回高裁が認めた起算点を採用していたが、令和元年に「症状確認の日」に変更。国は周知しておらず、原告側弁護団によると和解を拒否されたケースが複数あるという。
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