さとうかえで【砂糖楓】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約40メートルに達する。葉は手のひら状に三〜五つに裂ける。北アメリカの原産で、栽培され、樹液から砂糖(メープルシュガー)をとる。
さとうきび【砂糖黍】
イネ科の多年草。高さ2〜4メートル。茎は中空ではなく、節がある。茎の汁を絞って砂糖(甘蔗糖 (かんしょとう) )を作る。ニューギニアとその周辺の原産で、日本では主に沖縄・九州で栽培される。甘蔗。砂糖竹。《季 秋》「杖にして主婦が買ひ来し—/誓子」
さとうけい【砂糖計】
⇒検糖計
さとうさくもつ【砂糖作物】
砂糖を採取するために栽培する作物。サトウキビ・サトウダイコンなど。
さとうだいこん【砂糖大根】
ヒユ科の二年草。高さ約1メートル。ダイコンに似た紡錘形の多肉の根をもつ。根の汁から砂糖(甜菜 (てんさい) 糖)をとる。地中海沿岸地方の原産で、日本では主に北海道で栽培される。ビート。シュガービート。甘菜 (かんさい) 。甜菜。
さとうちょう【砂糖鳥】
インコ科の鳥。スズメ大で、全身緑色、頭が青く、のどが赤い。果物や花の蜜などを常食とし、枝に逆さにぶら下がる習性がある。アジア南部に分布。
さとうづけ【砂糖漬(け)】
果実・野菜・豆などを高濃度の砂糖に漬けること。また、その食品。ブンタン・フキ・アンズ・ショウガなどの砂糖漬け、甘納豆など。
さとうまめ【砂糖豆】
炒った大豆に糖蜜をまぶした純白の菓子。
さとうみつ【砂糖蜜】
1 砂糖から作った蜜。かき氷にかける。 2 ガムシロップのこと。
さとうもろこし【砂糖蜀黍】
モロコシの一品種。高さ2〜3メートル。茎の汁から砂糖をとる。