出典:gooニュース
試験研究炉やもんじゅ、ふげん関連の予算案を説明 文科省が福井県に
試験研究炉の建設地の決定延期について「期待をしていたが、私たちも非常に残念だ」と話した。その上で、京都大の研究用原子炉KURが2026年5月に運転を終了することを挙げて「新研究炉は、国全体にとっても原子力の人材育成の拠点となる重要な施設だ」と主張。「地域振興でも、新産業の創出など大きな役割を持っている。着実に事業を進めてほしい」と求めた。
もんじゅ敷地内に計画の試験研究炉 文科省、年内の場所決定見送り
試験研究炉は政府が2016年にもんじゅを廃止するにあたり、新設方針を決定。原子力分野の研究や人材育成の拠点と位置づけ、日本原子力研究開発機構(JAEA)が福井大や京都大、三菱重工業などと設計を進めている。 建設場所を3カ所の候補地から絞り、原子力規制委員会に設置許可を申請する時期を年内に示す方針だった。
試験研究炉の予定地決定を延期 もんじゅ敷地内、活断層影響
日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市、廃炉作業中)の敷地内で計画されている試験研究炉の新設を巡り、文部科学省は24日、年内としていた原子力規制委員会への設置許可申請時期の公表と建設予定地の決定を延期すると明らかにした。敷地内に活断層が通っている可能性を指摘され、機構が追加調査が必要と判断した。
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