ぜいせいちょうさかい【税制調査会】
1 租税制度に関する基本的事項を調査・審議する内閣府の付属機関。昭和37年(1962)総理府に設置された。税調。政府税調。 2 政党内に設置された税制に関する調査・審議機関。党税調。 [補説]政権与党の税制調査会は、政府税調の答申を踏まえながら、経済界・関係省庁・地方自治体などの要望を調整し、税率や課税対象など具体的な細目について検討・策定する。そのため、毎年の税制改正に実質的に大きな影響力を持つ。政府税調は各界の代表者や学識経験者によって構成されるが、民主党政権下では一時期、内閣への政策決定の一元化を図るため、国会議員によって構成される政府税調が設置された。
ぜいせいてきかくたいしょくねんきん【税制適格退職年金】
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ぜいせいかいせいたいこう【税制改正大綱】
翌年度以降に実施する税制改正の具体的な内容についてまとめた文書。各省庁や業界団体からの要望を受けて、与党の税制調査会が毎年12月中旬に取りまとめる。その後「税制改正の大綱」として閣議決定される。これに沿って翌年2月頃に税制改正法案が作成され国会に提出される。「税制改正の大綱」を含めていうこともある。