2 ある関数で表される曲線とx座標軸に挟まれた部分を、一定区間に区切ってその面積を極限値として求めること。またその極限値を定積分という。このとき、x軸より上部の面積を正、下部を負として定義する。微分してf(x)になる関数、すなわちf(x)の不定積分をF(x)とすると、積分記号∫を用いて、F(x)=∫f(x)dxと関係づけられる。区間[a,b]における定積分の値Fは、関数F(x)にx=a、bの値を代入して、その差をとることで得られる。すなわちF=F(b)-F(a)で求められる。
出典:青空文庫
・・・でに読んで来たものの積分的効果が読者の頭に作用して、その結果とし・・・ 寺田寅彦「科学と文学 」
・・・そうして、めんどうな積分的計算をわれわれの無意識の間に安々と仕上・・・ 寺田寅彦「感覚と科学 」
・・・科学者のM君は積分的効果を狙って着実なる戦法をとっているらしく、・・・ 寺田寅彦「ゴルフ随行記 」