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辞書
《「うつしおみ」が「うつそみ」を経て音変化したもの》
1 この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。
「いにしへもしかにあれこそ—も妻を争ふらしき」〈万・一三〉
2 《「空蝉」「虚蝉」などの字を当てたところから》蝉の抜け殻。また、蝉。《季 夏》「—を妹が手にせり欲しと思ふ/誓子」
「—の身をかへてける木 (こ) のもとになほ人がらのなつかしきかな」〈源・空蝉〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
うつせみの【空蝉の】
[枕] 1 人間・世間・現世の意から「世」「世の人」などにかかる。「—世の人なれば」〈万・一七八五〉 2 蝉の抜け殻の意から「むなし」「わびし」などにかかる。「—むなしき恋に身をやかへてむ」〈新古今・恋二〉
出典:青空文庫
・・・んだいろいろの虫は、空蝉のその羅の柳条目に見えた。灯に蛾よりも鮮・・・ 泉鏡花「茸の舞姫」
・・・こで藻抜けて、ここに空蝉の立つようなお澄は、呼吸も黒くなる、相撲・・・ 泉鏡花「鷭狩」
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