立て（だて）とは？意味・読み方・使い方

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だて【立て】
の解説

［接尾］

１名詞、動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、取り立ててそのようなようすをする、実際以上にそれを誇示してみせようとする、などの意を表す。「かばい—」「賢 (かしこ) —」「心安—」

２車につける牛馬の数や船の艪 (ろ) の数などに付けて、それだけの数で成り立っていることを表す。「二頭—の馬車」「八挺 (ちょう) —の船」

３作品や項目・種類などの数を表す。「三本—の興行」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

立ての例文(55)

出典：青空文庫

･･･と呼び立てました。　その声に応じて出て来たのは、美しい支那人の女･･･芥川竜之介「アグニの神」
･･･高い波が屏風を立てつらねたように押寄せて来ました。私たち三人は丁･･･有島武郎「溺れかけた兄妹」
･･･寄って、そうして声を立てずにいつも寝る土の上に寝た。いつもと違っ･･･著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ訳:森鴎外「犬」

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