競い（きそい）とは？意味・読み方・使い方

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きそい〔きそひ〕【競い】
の解説

きそうこと。せり合い。競争。

「仲間の—に由 (よ) るものなり」〈福沢・文明論之概略〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

競いの慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

きそいがり【競い狩（り）】

昔、陰暦5月5日に、山野に出て薬草を採集した行事。薬狩り。 [補説]「かきつはた衣に摺り付け丈夫 (ますらを) の着襲 (きそ) ひ狩りする月は来にけり」〈万・三九二一〉の「着襲ひ狩り（＝着飾ってする狩猟）」を「競ひ狩り」と解してできた語。

競いの前後の言葉

競いの例文(6)

出典：青空文庫

･･･と、どす赤い灯の影を競いつつ、末は次第に流の淀むように薄く疎には･･･泉鏡花「露肆」
･･･みや、露骨なみにくい競いや、諂いをこれ事としている人間を見て大き･･･黒島伝治「海賊と遍路」
･･･ころびつつましく艶を競い、まことに物静かな、仙境とはかくの如きか･･･太宰治「黄村先生言行録」

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