たけうちせいほう【竹内栖鳳】
[1864〜1942]日本画家。京都の生まれ。本名、恒吉。初号、棲鳳。四条派の画風に西洋画法を取り入れ、独自の画風を確立。文化勲章受章。
たけうちよしみ【竹内好】
[1910〜1977]中国文学者・評論家。長野の生まれ。魯迅 (ろじん) の研究・翻訳とともに、独自の見識で近代日本文化を批判。著「魯迅」「国民文学論」など。
たけうちひろたか【竹内洋岳】
[1971〜]登山家。東京の生まれ。高校・大学時代は登山部に所属。平成7年(1995)のマカルー登頂から、平成24年(2012)のダウラギリ1峰登頂により、日本人初の8000メートル峰14座の全山制覇を達成。
たけうちみのる【竹内実】
[1923〜2013]中国文学者・評論家。中国の生まれ。京大卒。東京都立大助教授を経て、京大人文科学研究所、立命館大、北京日本学研究センターなどで教授を歴任。現代中国研究に尽力し、毛沢東論で知られる。昭和35年(1960)には野間宏らと共に中国を訪れ、毛沢東と会見した。著作に「毛沢東の生涯」、武田泰淳との共著「毛沢東—その詩と人生」など。