ちくぜんに【筑前煮】
鶏肉とニンジン・ゴボウ・レンコン・シイタケなどを油で炒 (いた) め、砂糖・醤油で味を付け煮詰めたもの。筑前地方の郷土料理。がめ煮。
ちくぜんびわ【筑前琵琶】
明治20年代、博多で橘智定 (たちばなちじょう) ・鶴崎賢定 (つるさきけんじょう) ・吉田竹子が創始した琵琶楽、およびそれに用いる楽器。筑前の盲僧琵琶をもとに、薩摩 (さつま) 琵琶と三味線音楽を参考に作られた。楽器は薩摩琵琶よりやや小さく、4弦または5弦を張り五柱 (じゅう) を設けて撥 (ばち) で奏する。今日、橘智定(旭翁 (きょくおう) )の系統が栄えている。筑紫琵琶。
ちくぜんのくに【筑前国】
⇒筑前
ちくぜんおおしま【筑前大島】
福岡県宗像 (むなかた) 市にある島。→大島