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辞書
《「あらかね」とも》
1 採掘したままで、まだ精錬していない金属。鉱石。
2 鉄の異称。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
あらがねの【粗金の】
[枕]粗金が土中にあるところから、また一説に、金属を打ちきたえる鎚 (つち) の縁で同音の「つち」にかかる。「—土のうへより」〈宇津保・祭の使〉
出典:青空文庫
・・・霊性というものも粗鉱や、粗絹のようなもので、磨いたり、練ったり・・・ 倉田百三「女性の諸問題」
・・・一 くすれたような鉱山の長屋が、C川の両側に、細長く、幾すじも・・・ 黒島伝治「土鼠と落盤」
・・・奥の方なる中津川にて鉱を採りし事なども語り出でたり。鳩渓の秩父・・・ 幸田露伴「知々夫紀行」
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