しゅく‐しゅく【粛粛】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］

1. １ ひっそりと静まっているさま。「鞭声—夜河を過 (わた) る」

   1. 「わが血潮は、—と動くにも拘らず音なくして」〈漱石・虞美人草〉

1. ２ おごそかなさま。厳粛なさま。威厳をもって物事を行うさま。「移転計画を—と進める」

   1. 「数十頭の乗馬隊が—と進んで行くのは絵のごとく」〈火野・麦と兵隊〉

1. ３ つつしみうやまうさま。

   1. 「上帝英傑を下して国人を救うと信じ…日夜—として之を侯 (ま) てりき」〈雪嶺・真善美日本人〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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