せいしんしゅようか【精神腫瘍科】
悪性腫瘍の患者・家族、および医療従事者の心理・精神面に関する診療を行う部門。不安・不眠・抑鬱・適応障害・譫妄 (せんもう) などの症状や、家族の心理的問題などに幅広く対応する。→サイコオンコロジー
せいしんしげきやく【精神刺激薬】
脳内のドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌を促すことで、意欲や覚醒を促す薬。ナルコレプシーやADHDの治療に用いられるメチルフェニデートや、覚醒剤のアンフェタミン・メタンフェタミンなど。
せいしんしっかん【精神疾患】
脳の機能的な障害や器質的な問題によって生じる疾患の総称。遺伝子要因とストレス・身体疾患などの環境要因が複雑に関与して発症すると考えられ、生涯を通じて5人に1人がかかるといわれる。心の病。心の病気。 [補説]統合失調症、双極性障害(躁うつ病)などの気分障害、適応障害、パニック障害・PTSD・強迫性障害などの不安障害、解離性障害、摂食障害、睡眠障害、パーソナリティー障害、性同一性障害、発達障害、アルコール・薬物依存症など、さまざまな疾患が含まれる。
せいしんえいせいほう【精神衛生法】
精神保健福祉法の制定時の名称。
せいしんけんこうちょうさひょう【精神健康調査票】
⇒ジー‐エッチ‐キュー(GHQ)
せいしんうんどうはったつちたい【精神運動発達遅滞】
知的能力と運動能力の発達が、明らかに平均よりも遅れていている状態。対人コミュニケーションの困難や歩行の困難など、さまざまな症状がみられる。→精神遅滞
せいしんてきほじょどうぶつ【精神的補助動物】
⇒感情支援動物