しょうじんあけ【精進明け】
精進潔斎の期間が終わり、ふだんの生活にかえること。精進落ち。精進落とし。
しょうじんあげ【精進揚(げ)】
野菜類の揚げ物。野菜のテンプラ。→テンプラ
しょうじんおち【精進落ち】
「精進明け」に同じ。
しょうじんおとし【精進落(と)し】
「精進明け」に同じ。
しょうじんがため【精進固め】
盆や彼岸の、精進する期間の前に、魚肉類を食べておくこと。
しょうじんがに【精進蟹】
十脚目イワガニ科の甲殻類。岩礁にすむ。甲幅約5センチ。全体に暗赤紫色で、甲の前側縁に4個ののこぎり歯状の突起がある。食用。
しょうじんけっさい【精進潔斎】
[名](スル)肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。「—して祈願する」
しょうじんなます【精進膾】
魚介類を用いないで、野菜や果物を材料にしてつくったなます。
しょうじんばら【精進腹】
精進物ばかりを食べている腹。粗食して栄養物をとっていない腹。「朝 (あした) の豆腐売りさへ稀に、なほ—のどこやら物淋しく」〈浮・一代男・二〉
しょうじんび【精進日】
祖先の忌日など、精進をすべき一定の日。斎日。